横浜市では、高齢者が住み慣れた地域で自分らしく暮らしていくため、「横浜市介護予防・生活支援サービス補助事業(サービスB)」として「定期的な訪問による見守り(以下「見守り支援」)」を行う団体を支援しています。このたびさわやか港南は、従来の有償ボランティアによる家事支援や居場所づくりのほかに、見守り支援を行うこととしました。
「見守り支援」とは?
介護保険制度の要支援者1・2の方、または要支援相当と認められた方に対するケアプランのうちのひとつです。日常生活を送るにあたり体力の低下などで不便を感じ、また、社会や地域から遠ざかる可能性のある方に定期的な訪問を行って、社会や地域とのつながりを守ります。
「見守り支援」を受けるメリットとは?
- 週1回以上、スタッフが直接ご自宅まで訪問します。定期的に訪問することにより、普段と変わったことに気づきやすくなります。
- スタッフは原則近隣に居住しているので、近所で新しくできた店など、その地域ならではの話ができます。
- 日常生活のお困りごとがあればスタッフに相談することもできます。さわやか港南の提供する家事サービス等と並行しての訪問も可能です(別途料金が発生します)。
- ケアプランに記載されているサービスなので、ご本人やご家族、ケアマネージャーが他のサービスと合わせて今後の介護全体やよりよい生活を送るプランを検討できます。
- 通常の介護サービスと同様、個人情報が守られます。
「見守り支援」サービスの利用を希望する方へ
まず、担当のケアマネージャーにご相談ください。その時に「サービスBによる見守り支援をお願いしたい」とお伝えください。
ケアマネージャーの方へ
私たちは「困った時はお互い様」を合言葉に、地域に根差して20年近く活動を行ってきました。スタッフはこの地域を終の棲家と決めて地域を良くしようと頑張っています。介護サービスを受ける方との年齢が近いスタッフも多いため、利用者の気持ちに沿ったサービスができると自負しています。週に1回の訪問があることで利用者の方もひとつ張り合いが生まれ、心豊かな生活に近づいてくださることをスタッフ一同願っています。多くの方のご利用をお待ちしております。