さわやか港南とは

介護保険事業所でもなく、法人格もない任意団体「さわやか港南」。「困った時はお互い様」の合言葉と精神をもって、地域社会の役に立ちたいと活動してきました。「介護保険事業で看られるのはお年寄りだけ。でも、地域にはいろいろな人がいて、様々なニーズがある。」私たちは助け合いにこだわり、活動を展開する中で足りないものを補っていったら今の形になりました。おかげさまでこれまでの活動実績が認められ、港南区「民間活動拠点ブランチ事業」で港南区内2か所のサブ拠点のうちの1か所に指定され、現在も活動中です。これからも「さわやか港南」は、さまざまな活動や行事を通じ、地域の皆様の温かいご支援やご協力をいただきながら、明るく誠実な活動を続けていきたいと思います。同時に、行政や各関係団体との連携を密にし、地域福祉をしっかり見据え、これからも皆様をサポートできる団体でありたいと考えています。

概要

理事長 川辺 裕子(かわべ ひろこ)

会員数 約250人

活動資金 会費、寄付金、各種助成金(共同募金、ふれあい助成金、区助成金等)、バザー・イベント・物品販売収入、機材等貸出料、その他。

賛助企業・団体等(順不同) NPO都市防災研究会社会福祉法人同塵会貞昌院港南テクニクス株式会社公益財団法人さわやか福祉財団、株式会社高森

あゆみ

2001(平成13)年7月3日、横浜市港南区で地域の助け合いを目的に「さわやか港南」が設立されました。当初は、港南テクニクス株式会社の一室を借り、数人の規模で始めました。

2003(平成15)年、日限山一丁目の利用会員西村様が自宅を低料金で貸してくださることとなり、現在の所在地に拠点を移転しました。

2004(平成16)年より、現在の拠点で「部屋の貸し出し」という形でさわやか港南を広く地域住民に開放。その場を生かした活動だけではなく、集まった人たちによる助け合いやまちづくりのアイディアが次々と生まれていきました。活動を行っていくうち、利用している方々がお互いに助け合おうという気持ちになってくださり、スタッフやボランティアなどの活動を支える人材が増えていきました。

2007(平成19)年、「ヨコハマ市民まち普請事業」での事業化が決定。車椅子使用者のためのリフト設置や相談ルームの増築費用など、整備助成金500万円が交付されました。

2008(平成20)年8月、港南区「民間活動拠点ブランチ事業」に指定され、各種情報の収集や発信を行うことになりました。エントランスに情報掲示板と情報ラックを備え、現在に至るまで地域の皆様に広く情報を知らせています。そのほかブランチ事業の一環として、現在に至るまでさわやかコンサートやさわやか寄席、まちづくり講座などを定期的に開催しています。

2009(平成21)年、中田横浜市長(当時)がさわやか港南を訪問、「こんにちは市長です」の懇談がされました。

2010(平成22)年4月、さわやか港南の向かいにショップ「さわや家」がオープンしました(現在は休店)。

2011(平成23)年、さわやか港南は10周年を迎えました。2月19日に港南台ひの支援学校ホールにて「10周年記念講演会」を開催、6月19日に上大岡ウィリングで「10周年感謝の会」を開催しました。8月には「第5回横浜・人・まち・デザイン賞」地域まちづくり部門賞を受賞しました。また、この年は東日本大震災が起きた年でもありました。さわやか港南ではかねてより食糧の備蓄を行ってきましたが、これを機に本格化。現在に至るまで約600食の備蓄を行っています。

2014(平成26)年5月、日限地蔵尊(八木山福徳寺)に茶店を開店。縁日である毎月4、14、24日におでんや甘酒等を提供し、地域の賑わいに貢献しています。

そして、2021(令和3)年、さわやか港南は20周年を迎えます…